日本酒の雑学 ・飲食店で日本酒を注文するときどう言えば?

2019.02.27

愛酒家の方たちは
甘口・辛口で
お酒を評価しないと言われます。
そうは言っても
好みのお酒を探したり
頼んだりする時に
どのように言えばよいのかと
悩むところであります。
 
実際、飲食店で日本酒を注文するとき
「辛口」「甘口」
と言う表現が良く使われます。
 
辛口というのは
舌に受ける刺激の度合いが強いもの
と考えられています。
アルコール度数が高くて
舌表の痛覚がアルコールに刺激されて
それだけ「ピリっ」と感じるので
「辛口」と言う方もいます。
 
また、甘口とは
一般的なイメージとして
甘口=sweet=甘い 
と思いますが
日本酒の甘口は少し違います。
 
味は「甘く」なくても
一般には、表記されている
「日本酒度」の度合が低ければ
「甘口」といえます。
お酒が、旨味が多く、まろやかに感じる
という状態を表します。
「アルコール度数低め」
「香りがフルーティ」なものも
甘口と表現したりします。
 
アルコール度数を基準に見る
一般的な日本酒のアルコール度数は
15%前後のものがほとんどです。
しかし最近では
度数の範囲が広くなり
選べる幅が広がっています。
ワインと同じ位の12%前後のものや
10%以下の低アルコールの
日本酒も販売されています。
日本酒以外で
普段飲みなれているお酒の
アルコール度数を参考に
そのお酒に近い
アルコール度数の日本酒を選ぶことで
あまり無理なく
「味わい」を楽しめると思います。
 
お店の料理に合う日本酒を尋ねてみる
日本酒にこだわっている
飲食店の料理は
おすすめの日本酒と
相性が良いようにと
味付けをされていることが
多いものです。
おすすめの料理と
それに合う
おすすめの日本酒でと頼めば
美味しくいただけると思います。
 
ワインのような表現を使ってみる
「軽快な」は
口当たりがさわやかで、フルーティーな感じ。
「すっきり」では
低アルコール系や吟醸系など
口当たりなめらかなもの
後味が爽やかなタイプ
「どっしり」は
濃厚で味わい深くコクのある感じ。
お米の旨みがたっぷりの純米酒
濃厚では
無濾過生原酒でしょうか。
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