日本酒の雑学 ・日本酒には「必須アミノ酸」がすべて含まれている

2019.02.20

日本酒には
アミノ酸・ビタミン・ミネラル・有機酸など
多くの栄養素が含まれています。
その中でも
「アミノ酸」は
アルコール類の中では
日本酒に最も多く含まれています。
 
アミノ酸は
人間の身体の生成に必要である
たんぱく質 の元になるもので
健康維持にも欠かせない栄養素です。
 
日本酒に含まれるアミノ酸の中で
アミノ酸が2つ以上結合した
「ペプチド」は
血圧を下げる効果で注目されています。
高血圧・糖尿病予防のために
医療で取り入れられています。
 
また、「ペプチド」は
記憶力改善の助けになる
ということがわかっています。
 
呑んで酔うと
記憶をなくしてしまう事もある日本酒に
記憶力改善をサポートする
ペプチドが含まれているというのは
不思議な感じがいたします。
 
ペプチドは
純米酒にもっとも多く含まれています。
 
また
日本酒のアルコールには
血管を拡張し、血流をよくする
いわゆる「血行促進効果」のある
「アデノシン」という成分が含まれています。
「飲むと身体がポカポカする」効果です。
 血流が良くなると
こり固まった心身がほぐれていきます。
 
アミノ酸の中で
「必須アミノ酸」に分類されるものは
人間の体内では作れません。
したがって
体外から補わなければなりません。
毎日の食事のなかで
きちんと、バランスよく
摂取することが必要です。
 
実は
日本酒には
「必須アミノ酸」がすべて含まれています。
 
しかし、だからといって
「飲みすぎ」は危険です。
日本酒の適量の目安は
「一日1合」といわれています。
健康への効果も
この目安を守ることが前提となります。
必須アミノ酸の補給と言う名目で
二日酔いになるような飲み方を続けてしまえば
逆効果になってしまいます。
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