日本酒の雑学 ・日本酒はカクテルのベースに向いている

2020.01.23

カクテルベースにおすすめが
「原酒」です。
原酒は加水されていないため
アルコール度数が高く
味わいも濃厚です。
日本酒本来の味わいが薄くなりません。
 
カクテルベースに向いている理由は
・透明なので仕上がりの色に影響がない
・お米の味だけのシンプルな味わい
・甘みと酸味のバランスが良い
 
基本のカクテルは
日本酒:1
トニックウォーター:1
の割合で混ぜるだけ。
氷をたっぷり入れたグラスに注いでください。
 
トニックウォーター(Tonic Water)とは?
炭酸水に酸味料、香料、糖分を加えて
味を調製した清涼飲料水のことです。
17世紀に
南米に自生する「キナ」という樹木の樹皮に
マラリアに有効な成分が含まれているのが発見され
その成分を入れて飲料水を作るようになりました。
その成分は「キニーネ」と名付けられました。
その飲料水が
炭酸ベースの「トニックウォーター」へと進化しました。
現在では
日本で販売されているトニックウォーターに
「キニーネ」が含まれているものはありません。
日本では
炭酸飲料として、昔から「サイダー」が有名です。
サイダーは炭酸水に糖分を加えたものです。
そのサイダーにさらに
柑橘類の皮から抽出されたエキスの
スッキリした苦味や
柑橘類の風味が加わったものが
トニックウォーターです。
 
日本酒+生搾りフルーツ
日本酒ベースに
グレープフルーツ、レモン、キウイフルーツなど
ギュッと搾り
果肉ごと日本酒に入れます。
色合いも鮮やかで
炭酸水やトニックウォーターで割れば
スッキリして飲みやすくなります。
 
日本酒+乳酸飲料の原液
5:1の割合で割ると
さわやかなカクテルができます。
オン・ザ・ロックにしたり
炭酸水を加えたりと
アレンジも広がります。
 
日本酒を良く冷やしてグラスに入れ
加糖ヨーグルトドリンクか
ヨーグルトそのままを加え軽く混ぜるだけで
乳酸飲料よりも「濃厚」なカクテルができます。
 
ホット日本酒カクテルもあります。
日本酒にレモンを入れてから、温めるだけ。
お湯で割れば、飲みやすくなります。
日本酒:90mlに
カットレモン:1切れが目安です。
 
日本酒の味わいは
牛乳とココアパウダーにも合います。
ココアパウダーは
砂糖が入っているもの・入っていないもの
お好みで選んでください。
できれば砂糖の入っていないもので
お酒の味わいを感じてください。
日本酒:45ml
牛乳:90ml
(日本酒:牛乳=1:2)
ココアパウダー:おおさじ1杯
が目安です。
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