日本酒の雑学(健康) ・日本酒風呂での注意点

2019.12.03

健康に良いといわれる
日本酒風呂ですが
注意することは?
 
お肌が弱い人や
アトピー肌
糖尿病などの持病のある人には
日本酒成分での刺激が
強すぎるかもしれません。
持病のある人の
自己判断での日本酒風呂への入浴は
リスクがあります。
主治医の方に日本酒風呂を試して良いかどうか
相談し許可を得ることも大切です。
加えて 最初は少量の日本酒から
試すことも大切です。
 
日本酒はアルコールが含まれていますので
子供さんには飲ませてはいけません。
たとえお風呂に入れるだけだとしても
肌からや、蒸気から
アルコールが吸収される恐れはありますし
誤飲する可能性もあります。
子供さんには入らせるべきではないと思います。
また、妊婦さんにもNGです。
 
日本酒風呂につかり
血行が良くなりすぎると
からだがかゆくなる場合があります。
その場合はすぐに湯船から出ます。
また 体を温める効果が
非常に強いので
お湯の温度が高いと
のぼせる可能性があります。
適温は 38℃~40℃です。
酒風呂から出た後に
ふらふらして転んで怪我をしたケースや
アルコールが合わない体質の方が
アルコールの蒸気を吸って
倒れてしまったケースもありますので
注意が必要です。
 
日本酒風呂は洗浄力が非常に強いため
体についた汚れが湯船の中に流れ出し
お風呂から出て数時間後には
湯船のお湯が黒ずんだ乳白色で
なかには どろどろの状態に
なることもあります。
 
一般的な住宅の風呂釜の材質では
日本酒を入れても
すぐに影響が出ることは
あまり考えられません。
できれば 使った後はすぐにお湯を捨て
当日中に洗うこと。
追いだきはしないことです。
日本酒風呂では
お湯を放置すると
ポンプの内部に
雑菌が残ってしまう可能性があります。
また 残り湯を洗濯で使うのは
おすすめではありません。
臭いや汚れや濁りが
洗濯ものについてしまいます。
どうしても残り湯を使うのであれば
洗濯での使用にかぎってで
すすぎには使用しないようにしましょう。
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